これは校長ブログの日本語訳です。
●ビジネス英文ライティング
ビジネス英文というのはビジネス用語をただ列挙することができることではありません。Web翻訳に頼りきっていると意図しない翻訳をされて意図が伝わらないことがよくあります。ビジネス英文とはまた効果的である必要があります。
ビジネス文書は色々な種類があるので、各フォーマットがどのような目的で使われ、読む人に間違いなく伝える方法の学習が必要です。
・リクエスト文書
・承認書
・勧誘書
・確認書
・送金通知書信用書
・取立て手形送付書
・不平不満
・クレーム対応
・売り上げ報告書
・宣伝文書激励
・お礼の文章
・招待
・アナウンスメント
・申込書
・仕事のオファー
・志願
・紹介を断る文書社内文通
・メモ
・ビジネスレポート
・企画
など
これらのビジネス文書を参考文書なしに作成するのは大変困難で非効率です。
テンプレートを参照したり、見本の文章を真似る方法は効果的です。
もちろん、これらは英語のクラスで学ぶことが可能です。自分の書いた文章を先生に添削してもらい、理解を伴うビジネス文章作成ができるようになります。

●ビジネス英語スピーキングに関して
ACERS英語学校の場合、全てのスピーキングクラスはマンツーマンで教えられます。まず、これらの事を教える前に生徒さんの能力を最初に評価させていただきます。そしてビジネススピーキングの内容だけでなく、英語の発音に関しても注意を行き届かせます。
なぜかというと、多くの生徒さんは僅かな舌の動きや、僅かな舌の圧力の違いがどれくらい英文全体の意味を変えるか気づいていません。このことが聞き手をと混乱させてさせるのはよくあることです。
簡単な例だと
日本語でも”ヨコハマ”と聞くのと”タカハマ”ではまったく意味が異なりますね。
本人はヨコハマと言っているつもりなのに、発音は”タカハマ“では相手の言いたいことが理解出来ません。
アメリカ人男性:「道に迷いました。タカハマに行くにはどうすればいいでしょうか?」
質問された人は高浜市への行き方を説明するでしょう。
●どういうアプローチが必要なのか?
この問題に対処するため、実践的で機能的かつ効果的なメソッドを思いつきました。ビジネス用語だけでなく適切なスペル、英文法、発音を身に付けるためのトレーニングをします。ここACERSでは英文法ルールをただ暗記するということは致しません。言語を先に理解していただきます。
もし私たちがただ5つのベーシックなセンテンスパターンを教えるだけなら、生徒さんは奇妙で面白おかしいセンテンスを思いついてしまうでしょう。
例えば授業で、
先生:「第2文型は SVCで(主語+動詞+補語)の形です。Cには形容詞か名詞が入り、主語を説明する役割をします。例文を見てみましょう。」
S V C
The man is a doctor.
(その男性はお医者さんです。)
先生:「さてこれを参考に例文を作ってみましょう。」
生徒さん:「分かりました」
S V C
That smell is an idea.
(あの匂いはアイデアだ。)
上記の2つの例文はどちらもSVCパターンですが、2つ目の例文は文法的に正しいですが全く意味をなしません。
初心者の方にこれら全てのグラマールールを詰め込むだけでは弊害が起きます。
英文を理解し、きちんとしたセンスを詰め込みましょう。
ビジネスの現場だと尚更しっかりとした理解が必要です。

●例えば
取引先の担当者が自分が働いている会社のミーティングに取引先の方達も参加しました。そしてお昼休みの時間になりました。
取引先の担当者:Would you mind taking us to the cafeteria?
(カフェテリアに案内して頂けますか?)
もちろんOKなので大きな声でこう言います。
あなた:Yes
(はい)
しかし取引先の方の表情が険しくなっています。なぜでしょうか?
実はあなたが答えたYesは
Yes, I would mind.(案内するのは嫌です。)とお願いを断っていたのです。
mindは動詞で「気にする」、や「嫌がる」です。

●例2
こういう場合もあるかもしれません。あなたはオンラインパソコン修理店を経営していたとしましょう。携帯電話は扱っていません。液晶が割れたiPhoneを修理したいアメリカ人のお客様があなたのお店に電話をかけてきます。あなたは電話をとります。
お客様: My iPhone is broken. Can you fix my iPhone?
(iPhoneが壊れたので直してもらえますか?)
あなた: No we can’t.
(できないね!)

これではつっけんどんで、このアメリカ人のお客様はあなたのお店に良い印象は持たないでしょう。
このような言い方だとどうでしょうか?
あなた: I wish we could but…
(お受けしたいのはやまやまですが…)
などの表現をつかうと相手の方の印象が大分違ったものになります。
...の後に他の解決方法を提案するとより良いですね。
私たちと一緒にACERS英語学校で理解を伴うビジネス英語を勉強しましょう。
疑問点や、もっと詳しく知りたい方はお気軽にお問い合わせください。
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