これは校長の英語ブログの日本語訳です。
●たった10日間で、堪能な英語力を?
魅力的な広告などでは、「たった10日間で英語に堪能になれる」
と主張します。
しかし私にしてみれば「たった10日間で英語に精通できる」というのはでたらめだと言わざるを得ません。
まず最初に英語が堪能ということはどういうことでしょうか?
これは高いレベルで言語を習熟しているということです。熟練度は有能さとハイレベルなスキルを含みます。
更に言うと、スピーカーが速く話す時には 音、音節、単語、フレーズ 各々の流れがスムーズである必要があります。
●もっと深く堪能な英語力について考える
英語ネイティブスピーカーで英語が堪能でない人はいるのでしょうか?実はそのような人たちは存在します。
この事実はあなたにとってショッキングかもしれませんね。
もし英語ネイティブスピーカーが限られた語彙、乏しい話法知識、間違った用語の使用などの問題があると、他の人からは ギクシャクしたことしか言えないスピーカーと見なされます。
精通しているということはネイティブスピーカーとノンネイティブスピーカー両方にきちんと理解してもらえる能力のことです。
私なりに英語の堪能さはどのようなことを含むかを考えると、
1.リーディング能力:英語で書かれた文章を簡単に読めて理解できる能力
2,ライティング能力:英語文章で自分の考えを明確に述べる能力
3.理解力:他人のスピーチをしっかりと理解できる能力
4.伝達力:明瞭に話すことができ、話す内容は聞き手に理解されていなければなりません
さて、これらの能力は10日で習得することが可能なのでしょうか?
答えはNoです。
●誤解しやすい英語の堪能さについての認識
生徒さんは英語の本をまるまる1冊の内容を10日間で暗記できるかもしれません。しかし上記に述べた事実からすると、覚えた内容をただスラスラ暗唱できる能力は堪能さではありません。
更に、言語と文化は密接に関わりあっています。言語はある文化を言葉で表現するものです。
私達の考えは、私達が使う言語から影響を受けます。つまり、言語が堪能ということは質問をしたり、答えたりするだけの能力ではないのです。
例えば
"How are you?"
"Where are you going?"
"I am going to a cafe."
など
繰り返しますが、
言語に精通しているということは、リスナーが理解に苦しむ事なしにアイデアを伝えることができる能力
でもあるのです。

さてここACERSでは、英語を習得する時に最も目にする誤解に立ち向かいます。残念ながら何人かの生徒様はテキストブックに載っているたくさんの表現を暗記すれば英語が堪能になると信じています。これはナンセンスです。
ACERSに来て違いを体験して下さい。
次回のブログではもう少し詳しく当校のカリキュラムに触れる予定です。
疑問点や、もっと詳しく知りたい方はお気軽にお問い合わせください。
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⇣英語脳を作りたい日本人にバッチグー。受講したほうがいいです。
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